さて、前回まで葉巻(シガー)について少々触れてきたが、今回からはウィスキーについてウンチクティングしてみようと思う。
そもそもウイスキーってなんだ?
なんなんだ?
そんな素朴な疑問から個人的見解を踏まえてご説明させていただく。
私にとっての一言では、【ウイスキーはカッコいい大人の酒】(←ぼんやりすぎる?笑)。子供の頃からずっとそう思ってた。しかし、当時のPaZZLE君にはウイスキーがどんな酒かと聞かれると、以外と答えに困ってしまっていたのだ。
そもそもスコッチとバーボンの違いも分からないのに、「おすすめのウイスキーはこれ!」と人に言えるはずもない。(ホントはウイスキーとブランデーもよく分からなかったのも内緒よ)
今回、「本格的なウイスキーを飲みたいけど、何を選んでいいのか分からない」という初心者が、「これがオススメ!」と人に言えるようになる【ウイスキー入門】を特集してみようと思う。
むしろ奥が深すぎて入門編しか特集できないのは置いておかせてもらう。
私が思う、自分好みの一本を見つける最短の方法は、まずウイスキーとはどういうものかを知ること。要はウンチクティングを知る事。
特に世界五大ウイスキーに触れることがマイベストの一本と出会うためのカギとなるのでは。まずは、そんな着地点に向け書き進めて行くことにする。
そして次章(vol.○○どこまで行くかわからないが…苦笑)ではPaZZLE君独自に五大ウイスキー別に、比較的リーズナブルな【これだけは飲んでおきたい本格ウイスキー】をピックアップしてみようと思う。
いかにウイスキーが奥の深い魅力的な酒だということが分かって頂ければ幸いなのだ。
なのだ。
ウイスキーの定義
ウイスキーの定義はそれぞれの国によって異なっているが、一般的には…
穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒の事。
ウイスキーは樽の中で長い年月をかけて熟成するがゆえに、深い琥珀色をしているのだ。この熟成によってまろやかな香りと、深いコクを持つようになるのである。
だってさ。
んー。
わからん言葉だかりだったなー。
穀類って何ー??
糖化・発酵って何ー?
蒸留って一体なんなのー?
木樽で熟成すれば美味しくなるのー?
そんな疑問だらけ。
そうだよね。
そう思います。
聞いたことあるけど、よくわからん難しい言葉を並べおって。困るぜ。
という事で、作り方については次回以降にゆっくりご説明させて頂く事にして、次!!!!
※写真は台湾KAVALAN蒸留所に行った時
※KAVALANについての記事はこちら
ウイスキーの種類
- モルトウイスキー
原料は麦芽だけ。
香り豊かで個性的な味わい。
- グレーンウイスキー
トウモロコシなどの穀物が原料。
軽やかですっきりとしている。
※ウィスキーとはこの2つに分かれるが、この2つを組み合わせたものが「ブレンデッドウイスキー」。
- ブレンデッドウイスキー
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしてつくられたウイスキー。
※世界のウイスキーの流通量の8~9割はブレンデッド・ウイスキーと言われている。(→なんで?)
もっと詳しく言うと、複数のシングルモルト(要はモルトウイスキー)にグレーンウイスキーを加え、より味の調和を図ったもの。(→何故混ぜちゃうの?)
かといって没個性というわけでは無いんですね。合わせるシングルモルトの銘柄やそれぞれの割合によって、全く違うものができます。
全くウイスキーを飲んだことがないという方は、こちらから入ってみるととっつきやすいでしょうかね。
Barでも単純に「ウイスキーでハイボールを」と言った場合はメジャーなブレンデッドで作ることが多いようです。
また、少数派ではありますが「ヴァッテッド」というタイプもあります。
法律が変わってしまって、現在はこの表記をすることはできなくなっているのですが、これは【複数の蒸留所】で作った【モルトウイスキー】を混ぜたものです。
でも何故?
何故そのままで美味しいものを混ぜちゃうの?
んー。
これも次章以降でご説明いたしましょう!!
- シングルモルトウイスキー
モルトウイスキーの中でも単一蒸留所のモルト原酒のみでつくられた”地酒”的なウイスキー。
味わいや香りの個性がはっきりしている。
近年「蒸留所ごとの個性を愉しむ」という点で注目されていますね。
略して「モルト」とも呼ばれますね。バーの紹介で「シングルモルトの取り揃えがなんちゃら」というように書かれていることもありますし、どこかで見たことのある単語ではないでしょうか。
個性が強いものが多く、同じ銘柄でも熱烈な愛好家もいれば全く受け付けられない人もいます。
ちょっと語弊があるかもしれませんが、「通好み」というとわかりやすいでしょうか。
シングルモルトの中でも特に、ひとつの樽で熟成されたものをシングルカスクと呼びます。
※単一蒸留所でも、樽ごとに味が全部違う。
マスターブレンダーという変態的・天才的にブレンドして調節する凄い人が、たるをチョイスして毎回同じ味にしてから売っている。→樽ごとに同じ味のが無いのです。
いかがでしょう??
まだ、ウィスキーとはなんぞや。
定義と種類しかお伝えしてませんがこの情報量。
全くもって奥が深い。
口の中に入れるものを提供させていただく上で重要なキーワードとなるのは”味のバランス”。
あくまでも味のバランスなのです。
ですが、よりウイスキーを楽しんで頂く、そして、味の違いの理由を知って頂く。
その為のウンチクティング。
もし「ウイスキーって味も度数もキツすぎて苦手」という場合は、シングルモルトしか飲んでいないなんてことがあるかもしれません。
ブレンデッドの有名な銘柄を飲んでみると、違う発見があると思いますのでぜひ試してみてください。
次回のウンチクティングは【世界五大ウイスキー】について
お楽しみに♪
【PaZZLE Orchestra-Lounge】
(パズルオーケストララウンジa.k.aパズオケ)
※会員制カラオケラウンジ
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問い合わせ/080-9662-0100
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